茂木健一郎さん（脳科学者）＆羽生善治さん（棋士）の対談を聴きに行きました。

珍しい？

自分でもそう思います（汗）

たまたま、時間が空いていて…

そこに千葉県浦安市で成人（大人）発達障害当事者会（アスペルガー、ADHD、高機能広汎性等）

「アスペルガーの自分の説明書」

を主催しているHIROMIさんに誘われたのです。
（先日はピンチヒッターとしてシンポジウムに出演、本当にありがとうございました）

疲れているんだから休んでおけよ…

と理性は訴えるのですが、衝動性が勝ってしまい、行ってしまいました（笑）

詳細はこんな感じのイベントです。

内容ですか？

茂木さんご自身が何度も繰り返していた通り…

無茶振りが多かったですね（爆）

おかげさまで羽生さんの七色の

「あっぁあっぁぁぁぁぁ…」

を聞くことが出来ました。

本当にあれ、困ってたんじゃないかなぁ（苦笑）

印象ですか？

うーん、率直にまず思ったのがですね…

羽生さんの話し方が、超高森さんに似ている（爆）

声の出し方も説明の仕方も似ているんですよ。

まぁそんな内輪ネタは置いておきましょう。

質疑応答で羽生さんがおっしゃっていた言葉

「今まで全ての勝負で何手先、何手先と色々想定してきましたが、一度として読み通りになったことはありません」

えぇぇ？

これは驚きました。

何回かありそうじゃないですか、羽生さんなら。

要はするに先を確実に見通せているわけではなく、その都度その都度修正しているわけです。

頭の回転の速さ、緻密さ、正確さ等の違いはありますけど、なんかちょっと肩の力が抜けました。

見通すことより、修正に気を配った方がよいのだな、と。

まぁもっともそれが出来れば発達障害ではないのですが（汗）

それから持ち時間の話。

「例え持ち時間が1分でも互角、あるいは優勢な状況の方がよい。

沢山時間が余っていても状況が不利だったらどうにもならない」

これは超共感しましたね！

成人（大人）発達障害も同じですよ。

余裕を残して、余力を残して、気力を残して、細く長くやっても、状況が不利になってしまったら手の打ちようがない…

と、私は思います。

今は完全な追い風が発達障害に吹いています。

今が勝負時ですよ、皆さん！

成人（大人）発達障害当事者（アスペルガー、ADHD、高機能広汎性等）の皆さん！

当事者の家族、支援者、心理職（学生）、療育・教育の関係者、マスコミの皆さん！

後になればなるほど、選択肢が減っていきます。

状況が厳しくなっていきます。

戦局が決まってしまう前に、布石を打ちましょう！

茂木さんの言葉で印象に残ったのは

「子供の教育に必要なのは、根拠のない自信とそれを裏付けようとする努力」

これに尽きます（笑）

「私はどうせ、勉強ができないんだ…

って、なっちゃったらだめなんです」

これも成人（大人）発達障害の現状と被りますよね？

自己肯定感がなかったら、何も出来ないんですよ。

自己否定感ばっかりだったら、努力もなにもないんですよ。

なのに、今の世の中には自己肯定感を回復させる場所、醸成する場所がないんですよ。

茂木さんの本は読んでいると、自己肯定感が沸いてくるので好きです（笑）

今思い出しましたが、羽生さんの「決断力」という本は読んでました、私（笑）

感想は…

とことんまで、極限まで突き詰められるって羨ましいなぁ、ですね。

もっとも私は今、イイトコサガシの活動を突き詰められているので、文句はありませんが（汗）

まぁ、とにかくそんな感じの中身の濃い対談でした。



2011年2月のイイトコサガシ日程


2011年3月のイイトコサガシ日程


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3月6日（日）発達障害（アスペルガー）シンポジウムｉｎ足立

3月12日（土）47都道府県交流プロジェクト第9弾！千葉と東京を結ぶ「トリプル当事者会合同」発達障害交流ワークショップIN千葉県

2011年1月23日高森さん講演会＆成人（大人）発達障害当事者会の夜明けシンポジウムの様子

成人（大人）発達障害当事者会イイトコサガシの活動が、毎日新聞に紹介されました！


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