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2011/04/27

イイトコサガシから漫画の推薦…『うちの子はADHD』byかなしろにゃんこ先生!(監修:田中康雄先生)



イイトコサガシから発達障害・子育て系の漫画を紹介させて頂きます。

発達障害の育児に悩んでいるお母さん、必見ですよ。

その名も…

漫画家ママの うちの子はADHD (こころライブラリー):講談社


作者:かなしろにゃんこ先生の詳細なインタビューはコチラ!
(「チャレンジド・ピープル」さんのHPより)

読んでみてどうだったかと言うとですね…

まぁ当たり前なんですけど、私は息子さん(リュウ太くん)視点で読んじゃいます。

だから、笑えないんですよね(爆)

だって、結構被りますから。

いや、まるっきり同じというわけじゃなくて、根っこが同じと言う感じですね。

あ、嘘をつきました。

連絡帳を渡さないとかモノをよく無くすとかは、100%同じですね(爆)

学校のお知らせもダメダメでした…

遠足のお知らせを渡さなかったために、母が当日の8時にお弁当を作り始めて、その後教頭先生の車で追いついたこともあったなぁ(遠い目)

そして、なぜできないのか、その理由がわからないのも、同じですね(汗)

まぁ、私の話はさておき、漫画の話ですが…

ひとつ覚悟して欲しいのは、かわいい絵に気を許しちゃ駄目、ということ。

意外とシリアスです。

発達障害(アスペルガー、ADHD、高機能広汎性等自閉症スペクトラム)は解決するものでも克服できるものでもない…

というリアルでシュールで受け入れにくい現実をちゃんと描いています。

答えは、理屈は簡単なんですよ。

「発達障害と折り合いをつけていく、徐々に馴染んでいく」

でも、そんなの言葉だけが先行しているだけで、心はそうそううまく追いつけません。

また自分話になってしまいますが、上記の言葉なんて、私は一番最初に行ったクリニックで、自ら語っていましたからね。

かなしろにゃんこ先生はそこらへん、かなり等身大に描いています。

もっとなんというか、綺麗に描くことは可能だったと思うのですが…

それをあえてビターな苦味で描いているところに私は感銘を受けました。

正直、読む前はイイトコサガシの取材に関して、凄くキツイ注文をつけるつもりでした。

安易な理想論、ハッピーエンドは困るよ、と。

でも、それは読んで見たら杞憂に思えました(笑)

ああ、成人(大人)発達障害当事者会の運営も大変だけど、発達障害の育児・母親業も大変なんだな、と。
(自分の母親にはそこまで寛容になれませんが)

だからもう、注文する気が失せて、すっかり戦友気分になりましたね。

そんな、かなしろにゃんこ先生から、イイトコサガシ・ワークショップの感想を頂いております。

できることなら、

漫画家ママの うちの子はADHD (こころライブラリー):講談社

ちゃんと漫画を読んでから、イイトコサガシの感想をあらためて読んで欲しいです。

かなしろにゃんこ先生の視点というものをちゃんと知って、その上で読んでみて欲しいからです。

というわけで長くなりましたが、皆さん!

とにかく一度読んで見てください。

巻末の田中康雄先生の解説もこれまた素晴らしいので(笑)
(本当にわかりやすい優しい文章です)


かなしろにゃんこ先生のブログはこちらです。



発達障害ラジオ「ピカっと生きる」ライブラリーはこちら。


2011年1月23日高森さん講演会&成人(大人)発達障害当事者会の夜明けシンポジウムの様子

成人(大人)発達障害当事者会イイトコサガシの活動が、毎日新聞に紹介されました!


携帯ユーザーの方はコチラ


イイトコサガシ過去の実績(新聞・会報・講演等)はこちら!

イイトコサガシは心理職アドバイザーが参加する、成人(大人)発達障害当事者会です。


イイトコサガシは今後も成人(大人)発達障害当事者(アスペルガー、ADHD、高機能広汎性等自閉症スペクトラム)の居場所作り(自助グループ)を進めて行きます。

2 件のコメント:

  1. かなしろにゃんこ。です
    こ・・・今日は(ドキドキ☆)私の本を紹介してくださり ありがとうございます。
    嬉しくて失禁です。←すいませんギャグマンガ出身なので表現がこんな奴なんです、気取ったことがちっともできないんです。
    本の感想を書いてくださり本当に感激です(拝ませてください)

    発達障害・・発達の障害?って言葉にまだ納得がいかない私です。
    マンガの仕事内容によってはよく書く言葉なのですが、その言葉、名称がもっと違う名前になるといいんだけど・・・と思ったりします。

    ADHDの子どもの子育ては毎日が面白いです、退屈しないですー。
    自分もそうだったからか、命の危険に関わるような刺激的な遊びばかりを好む息子の気持ちが何か分かります。
    先月、卒業証書授与の際に背広からシャツぺローンで全員に笑われちゃったけど、
    (^^)私は「なんてオイシイ奴なんだろう」と思いました。やっちゃったネという事も良い思い出になります。

    遠足に後から教頭先生の車で追いついたお話を読んで、すいません微笑んでしまいました。
    その時お母様は大変な思いだったかもしれませんが「いい思い出だわ~^▽^」と感じてしまいました。

    ワークショップに参加させていただいて思ったのですが魅力的な方が多いです。冠地さんも魅力的な方だとお会いしてすぐに思いました。
    ニオイ(感)で感じるんです、退屈しない何か刺激を与えてくれる 魅かれるニオイなんです。

    表現が下手なマンガ書きでホントすいません。

    イイトコサガシさんにイイこといっぱい教えてもらいました。イイ出会いもありました!
    お忙しい冠地さんが過労で倒れないように代わりができるコピーロボットが一日でも早く造られるようにロボット工学の業界に念をおくります。

    イイトコサガシ様の活動が末永く続くことをお祈りしています。
    あたたかい活動をいつもありがとうございます。

    かなしろにゃんこ。

    返信削除
  2. イイトコサガシの冠地です。

    かなしろにゃんこさん、コメントをありがとうございました(礼)

    >かなしろにゃんこ。です
    >こ・・・今日は(ドキドキ☆)私の本を紹介してくださりありがとうございます。

    いえいえ、編集のNさんに

    「今度、かなしろさんの漫画をブログで紹介しますので、ガッハハハハハッハハハ!」

    と、大見得を切ったのがなんと3月7日なので(汗)

    先送り癖(特性)も大概にせぇ、と。

    >嬉しくて失禁です。←すいませんギャグマンガ出身なので表現がこんな奴なんです、気取ったことがちっともできないんです。

    いえいえ、もし仮に

    「嬉しくてお花を摘みに行ってしまいました」

    というのはシュール過ぎますし(爆)

    ギャグ漫画畑な部分が凄く作品を柔らかくしていると思います。

    重くなり過ぎないギリギリのバランスはそこでしょう。

    まぁたまには池田利代子先生よろしく

    「千の誓いがいるか…万の誓いがほしいか」

    とか、言ってみたいですけどね(爆)


    >本の感想を書いてくださり本当に感激です(拝ませてください)

    全然、全然、ノー問題です。

    かなしろさんの漫画は朝の4時になっても元気なくらい気合が入っていました(笑)


    >発達障害・・発達の障害?って言葉にまだ納得がいかない私です。

    >マンガの仕事内容によってはよく書く言葉なのですが、その言葉、名称がもっと違う名前になるといいんだけど・・・と思ったりします。

    発達障害に関しては、以前編集者の人とも

    「もっとキャッチーな言葉に変えないと駄目だよね」

    と話したことがあります。

    障害って言葉で損をしているところ、よくないフィルターになっているところ、ありますよね…

    これはKaienの鈴木社長もおっしゃっているくらいなので、なんとかしたいですよね。

    商品を出して、キャッチコピーを募集しちゃいますか?(笑)



    >ADHDの子どもの子育ては毎日が面白いです、退屈しないですー。

    あはは(笑)

    それならよいのですが。

    私は私みたいな息子いたら、しゃれにならん!

    とか、条件反射で思ってしまいますので。

    >自分もそうだったからか、命の危険に関わるような刺激的な遊びばかりを好む息子の気持ちが何か分かります。

    ああ、それは私もそうですね。

    アメリカで竜巻被害があったじゃないですか。

    私の第一印象って不謹慎ですけれども

    「わぁ、竜巻に空高く飛ばされてみてぇ」

    でしたからね(しみじみ)

    で、この話をこの前、千葉県浦安市の成人(大人)発達障害当事者会の主催者に話したら、意気投合してしまって(爆)


    >先月、卒業証書授与の際に背広からシャツぺローンで全員に笑われちゃったけど、
    (^^)私は「なんてオイシイ奴なんだろう」と思いました。

    可もなく不可もなくより、印象に残る、記憶に残る、想い出に残る方がよいですもんね。

    うちらの場合は、焼きつくって感じですけど(汗)

    >やっちゃったネという事も良い思い出になります。

    そうなんですよ。

    発達障害(アスペルガー、ADHD、高機能広汎性等自閉症スペクトラム)のデコボコは後々で考えると、自分が自分である証明みたいになるので、それはそれで悪くないことも多いです。

    だから私は講演で言うんですよ

    「発達障害の人たちはみんな、会話のファンタジスタになれる素養がある」

    自分の持ち味、自分の活かし方、自分の創り方を知ってしまえば、こっちのものなんですよ。

    だからこそ、いじめや周囲の無理解による二次障害はなんとしても回避したいところですね。

    >遠足に後から教頭先生の車で追いついたお話を読んで、すいません微笑んでしまいました。

    >その時お母様は大変な思いだったかもしれませんが「いい思い出だわ~^▽^」と感じてしまいました。

    いやいや、母にそういう話をすると芋蔓式に色々と思い出して、ついにはそういう大変な子育てをした自分が凄いという自慢話になるので(爆)

    本来なら私が大人になって、そういう話を聴いて上げなきゃいけないんでしょうが…

    まだまだ若輩者ゆえ、拙者には無理でござる(ニンニン)

    >ワークショップに参加させていただいて思ったのですが魅力的な方が多いです。

    本当にそれは思います(笑)

    ワークショップの独特な雰囲気は、皆さんの魅力でしょうね。

    >冠地さんも魅力的な方だとお会いしてすぐに思いました。

    あはは(笑)

    そりゃ、猫被ってますもん(爆)

    >ニオイ(感)で感じるんです、退屈しない何か刺激を与えてくれる 魅かれるニオイなんです。

    私が活動を継続していく中で必要なのは、大切にしているのは

    「もしかしたら…感」

    なんです。

    なにかが起きるかもしれないような仕掛けを作らないと、パワーは出ませんね。

    現状の成人(大人)発達障害問題はお寒い限りです。

    でも愚痴るくらいなら、

    「もしかしたら…感」

    に殉じて色々とチャレンジしたいじゃないですか。

    まぁついて来れないという考えもあるにはあるのですが(汗)


    >表現が下手なマンガ書きでホントすいません。

    んなこたぁないです。

    ビンビンに伝わってきました。
    (田原俊彦並に)


    >イイトコサガシさんにイイこといっぱい教えてもらいました。イイ出会いもありました!

    そういってもらえると、本当に嬉しいです(笑)

    人と人との出会いに勝る気付き、成長はありませんからね。

    そういう居場所をもっともっと増やしていきたいですし、全国的に普及させたいですね。


    >お忙しい冠地さんが過労で倒れないように代わりができるコピーロボットが一日でも早く造られるようにロボット工学の業界に念をおくります。

    おお、ありがとうございます(礼)

    試作品が出来たら、かなしろさんのところにも着払いで送っておきます。

    まあ私の場合、コピーロボットが出来ても、どっちが仕事をするかで消耗して、今と変わらないような気もしますが(爆)


    >イイトコサガシ様の活動が末永く続くことをお祈りしています。
    >あたたかい活動をいつもありがとうございます。

    >かなしろにゃんこ。

    ありがとうございます(礼)

    末永く続くといいですよねぇ(他人事)

    私としてはかなしろさんの長編漫画を期待させて下さい。

    イメージとしては

    「ガ○スの仮面」
    (いつになったら…)

    とか

    「王家の○章」

    とか(笑)

    ちゃんと完結した例で言えば

    「妖精国の騎士」

    ですかね…

    私が母のために、図書館で借りてあげたらドはまりしてしまって、その後ブックオフで集める羽目(文庫で100円)になった漫画(汗)

    なにはともあれ、今後ともイイトコサガシを、そして成人(大人)発達障害を…

    「無理のない範囲で」

    よろしくお願い致します。

    返信削除

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