2014/01/01
『北の想像力 《北海道文学》と《北海道SF》をめぐる思索の旅』 文芸評論家・岡和田晃 編 A5判上製 768頁(予定)……予価:本体7000円+税 2014年4月刊行予定 総原稿枚数2000枚! ※ イイトコサガシも応援。
文芸評論の常識を覆す圧倒的ボリュームとクオリティ
文学とSF(スペキュレイティヴ・フィクション)の未来を拓く手がかりは北の地にあった
『北の想像力 《北海道文学》と《北海道SF》をめぐる思索の旅』
文芸評論家・岡和田晃 編
A5判上製 768頁(予定)……予価:本体7000円+税
2014年4月刊行予定
総原稿枚数2000枚!
序論 「北の想像力」の可能性(50枚)
第一部 「北の想像力」という空間
田中里尚「迷宮としての北海道―――安部公房『榎本武揚』から清水博子『ぐずべり』へ」(95枚)
宮野由梨香「「氷原」の彼方へ――『太陽の王子 ホルスの大冒険』『海燕』『自我系の暗黒めぐる銀河の魚』」(96枚)
倉数茂「北方幻想 戦後空間における〈北〉と〈南〉」(55枚)
石和義之「北と垂直をめぐって――吉田一穂」(94枚)
第二部 「北の想像力」とSF史
巽孝之×小谷真理×松本寛大×増田まもる×岡和田晃「第五十一回日本SF大会Varicon2012「北海道SF大全」パネル再録」(90枚)
三浦祐嗣「北海道SFファンダム史序論」(74枚)
藤元登四郎×岡和田晃「荒巻義雄の謎――二〇一三年の証言から」(57枚)
第三部 「北の想像力」と科学
渡邊利道「小説製造機械が紡ぐ数学的《構造》の夢について――北海道SFとしての円城塔試論」(88枚)
礒部剛喜「わが赴くは北の大地――北海道SFとしての山田正紀の再読」(56枚)
高槻真樹「病というファースト・コンタクト――石黒達昌「人喰い病」論」(64枚)
第四部 「北の想像力」と幻想
忍澤勉「心優しき叛逆者たち――佐々木譲を貫く軸の位置」(90枚)
松本寛大「朝松健『肝盗村鬼譚』論――「窓」の向こう側の世界」(118枚)
丹菊逸治「SFあるいは幻想文学としてのアイヌ口承文学」(68枚)
第五部 「北の想像力」とリアリズム
東條慎生「裏切り者と英雄のテーマ――鶴田知也「コシャマイン記」とその前後」(100枚)
横道仁志「『ひかりごけ』の罪の論理」(151枚)
岡和田晃「辺境という発火源――向井豊昭と新冠御料牧場」(153枚)
第六部 「北の想像力」と海外/メディア
橋本輝幸「キャサリン・M・ヴァレンテ「静かに、そして迅速に」」(15枚)
藤元登四郎「フィリップ・K・ディック『いたずらの問題』」(35枚)
岡和田晃「川又千秋「魚」」(31枚)
渡邊利道「侯孝賢『ミレニアム・マンボ』」(15枚)
石和義之「伊福部昭『SF交響ファンタジー』」(20枚)
第七部 「北の想像力」を俯瞰する
北の想像力を考えるためのブックガイド(170作品)
北の想像力の地図
索引
なお、本書については、執筆メンバーの松本寛大さんが、『2014本格ミステリー・ベスト10』、『本格ミステリー・ワールド2014』といったムックでご紹介をしてくださっています。お手元にある方は、ご確認いただけますと幸いです。
http://d.hatena.ne.jp/Thorn/20140101/p4
※ イイトコサガシも応援。
【拡散希望】
岡和田晃(文芸評論家)&冠地情(イイトコサガシ)
『コミュニケーションについての対談』
http://analoggamestudies.com/?cat=29
岡和田:このようなワークショップを企画された背景は?
冠地:中学3年生の時に演劇のワークショップに参加したのが出発点です…
ラベル:
イイトコサガシよりご紹介
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