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2013/02/01

2013年1月26日(土)北海道新聞の『興味深人」のコーナーに、東京都成人(大人)発達障害当事者会イイトコサガシ・冠地情が出演(弓場記者、そしてカモミールの蜜さん、貴重な機会を本当にありがとうございました。大城戸カメラマン、素敵な写真をありがとうございました)





発達障害のある人が苦手とする会話によるコミュニケーション。
その向上を支援しようと、東京の当事者団体「イイトコサガシ」代表の冠地情さん(40)は、この団体名のように参加者の良い点を探してほめることで自信をつけてもらうワークショップを、札幌をはじめ全国各地で開いている。
自身の体験を含め発達障害者が抱える問題点や、ワークショップにより何が得られるのかについて聞いた。


 --ご自身は、どのような障害があるのですか。

 「アスペルガー症候群とADHD(注意欠陥多動性障害)の混合型という診断を受けています。
『他の人と違うこと』を小学校時代から強く認識していました。
学校でもらうプリントを親に渡したり、授業に必要な道具を持って行くなど、他の子が普通にできることが全くできなかったんです。
やらなきゃという意識はあっても、とにかく『スイッチ』が入らず、どうしてもできないんです」

 「勉強も、面白いと思えない授業は集中できず、テストのの勉強の仕方すらわからない。
逆に他の子は「どうやってテストで点が取れるの」と思っていました。
人間関係がうまくいかないことが多く、小学校からずっといじめられていましたし、中学では得意だった卓球の部活動以外、地獄のように感じていました。
母親にいつも怒られ、自宅も安らげる場所ではありませんでした」


 --発達障害に関する転機はいつですか。

 「6年前、司馬理英 子さんが有名な漫画・アニメキャラクターを使い発達障害を解説した本『のび太・ジャイアン症候群』に出合いました。
タイトルだけで『生きづらさのヒントがここにある』と感じましたが、最初は怖くて開けませんでした。
インターネットでADHDや発達障害の項目を見つけ、母に『これだよ。間違いない』と言いました。すぐに病院に行き、診断名が付いたのです」


 --診断名がついて、暮らしは変わりましたか。

 「過去の清算はできたのですが、未来に向かって見えない天井ができたように思えました。
そこで、他の当事者がどうしているのか調べていたら、ネットのオフ会(実際に顔合わせする会合)しかなくそこに参加することにしました」
 「茶話会形式のオフ会に初めて参加した時、自分の失敗談を話すと『私もです』と共感してもらえたことが新鮮に感じられました。

でも、参加し続けても私には次につながる展開が見つけられなかったし、緩い雰囲気で居心地は良いのですが、新しい人が入り込みにくいと感じました。
それに、人によって生きづらさの内容は違い、悩みを共有しにくいこともあることが分かってきたんです」


 --その気付きがワークショップにつながっていったのですね。

 「当事者がコミュニケーションを楽しく試せるように、繰り返し使える『インフラ』(社会的な仕組み) をつくらないといけないと考えました。
それまで演劇表現のワークショップをやっていたので、それを参考にワークショップ方式でやることにすれば、話し好きが話し過ぎたり、常連の人同士しか話さないことなどを防ぐ枠組みをつくることができると考えたのです」

 「それでも、どんな人が来るか分からず怖い、といった声もあり、別の当事者会代表者に相談したら
『参加者に一番必要なのは(自分の可能性が信じられる)自己肯定感。それが得られれば、うまくいく』
と助言されました。
そこで、批判や助言は一切なしと決め、さらに『その人の良いところを探す』(イイトコサガシ)をルールにしました 。
『ルールで褒める』のはどうかとも考えましたが、実際には上っ面だけで相手を褒めることは難しいことがわかり、逆に『イイトコサガシ』こそが魅力になったのです」


 --発達障害者支援のあり方について、どう考えていますか。

 「当事者が声を上げて提案していくことが何より大事です。
しかし、(コミュニケーションの経験の少ない)発達障害者は当事者にも社会にもメリットがある提案を示すことがが困難でした。
ピアサポート(当事者による支援)や家庭、学校、福祉支援など、地域社会がネットワークをつくり支えていく必要があると考えています。
ワークショップに関しては、昨年11月に札幌で共催した地元当事者会カモミールのように、さまざまな人たちが開催できるようになっていくといいと思います 」

72年東京生まれ 。
東京在住。
高校卒業後、アルバイトのかたわら演劇などの創作表現者を目指していた。
イイトコサガシのワークショップはテーマに沿って話す、聞く、共感する、褒めることで「コミュニケーションを試行錯誤する」ため、09年から34都道府県で開催。
問い合わせなどはウェブサイト(http://iitoko-sagashi.blogspot.jp/)で。




ココマデーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



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イイトコサガシは今後も成人(大人)発達障害当事者(アスペルガー、ADHD、高機能広汎性等自閉症スペクトラム)がコミュニケーションを楽しく試せる機会作り(ピアサポート・グループ)を進めて行きます。

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