【拡散希望】
「にんじん村」は、LD(学習障害)児・者とそれに類似する困難を持った人、子どもの親の会で、東京都の世田谷区を中心にして活動しています。
http://www.ninjinmura.com/int2.html
1987年に世田谷区教育相談室の中川克子先生のマザーグループを母体に設立しました。
当初はLDに限らず、いろいろな問題や困難を抱えている子どもたちと親のための遊びと勉強、交流の会でした。
1990年発足の、(現在は)NPO法人 「全国LD親の」会に加入してからは、LDなどの発達障害児・者の親の会員が多くなり、現在に至っています。
私たちは元々地域も狭く、こじんまりとした会ですので、活動も強制されるのではなく、会員各自が力を発揮して希望を実現することで楽しく会を支え、自分も成長するのを理想としてきました。
主に学齢期の親の「おしゃべり会」、青年の自立や就労を考える会「ムーヴ」、外部の方を含む「相談会」、青年たちの部屋「なごみ」、と会の成長とともに、会員一人一人のニーズに答える形で新しい活動も生まれています。
毎年の役員が試行錯誤しながら会の運営にあたっていますが、なるべく多くの会員に関わってもらえるよう努力しています。
LD(学習障害)については、このところ、ずいぶん社会的な啓発が進んだ印象がありますが、比較的軽く、また非常に理解されにくく、多様な表れ方をする障害であるために、教育の谷間、福祉の谷間、就労の谷間に置かれ、苦しんでいる人がたくさんいます。
私たちは、彼らが自分の良いところを生かして社会の中で生き生きと生活する場を得られることを願って活動を続けてきました。しかし、にんじん村設立当初からの会員の子ども(現在、30代後半の青年もいます)の年齢が高くなってきて、あらためて乳幼児期からの療育、教育、就労、自立に至るまで適切な援助が必要だという思いを強くしております。
LD等発達障害を取り巻く現状は20数年前とは劇的に違ってきたとはいえ、周知されてきたこれからが本格的な活動になっていくのではないでしょうか。
特に大人になったLD者にとっては、ますます大きな範囲での援助が必要と思われます。
地域に根ざしながら、全国の皆さんと大きなネットワークを結んでいきたいと切に願っています。
にんじん村は、東京都の他のLD親の会「けやき」とご一緒に東京LD親の会連絡会として毎年東京都教育庁、福祉保健局、産業労働局に要望書を提出しています。
マンネリ化せずに提出し、懇談することが要望の結果のみでなくLD等発達障害の社会的認知を広めていくことにも役立つことが期待できます。
世田谷区に要望して、1991年に中学校に通級学級(ひろば学級)が設置されたのも活動の成果でした。
【主な活動】
おしゃべり会 (主に学齢期の子供の親の情報交換会)
ムーヴ (LD就労の情報交換、支援、見学など)
なごみ (LD者本人の集まり、活動)
相談会 (外部の方も対象)
知っ得勉強会(外部の方をお呼びしての勉強会)
役員会
サマーキャンプ、クリスマス会、わいわいクッキング…、などのレクリエーション
機関紙『STEP』、小冊子『STEP BY STEP』の発行
NPO法人「全国LD親の会」に所属の親の会として活動しており、文部科学省、厚生労働省などへの働きかけもしています
東京都のLD親の会の「けやき」と一緒に『東京LD親の会連絡会』を結成して、毎年東京都教育庁ほか各局への働きかけをしています
啓蒙活動、催し物への参加、世田谷区への要望など、地域で活動しています
他の親の会、団体と交渉したり、情報交換をしています
01月09日(土) ムーヴ 18:00 三茶キャロット
01月30日(土) なごみ 18:00 らぷらす
02月19日(金) おしゃべり会 10:00 らぷらす
02月21日(日) わいわいクッキング 烏山区民センター
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