鳥取大学の井上先生とコンビで講師を務めさせて頂きました。
井上先生、やっぱりいいです(笑)
語り口に優しさがある、当事者視点がある、理想の炎があるんです。
ちなみにお互いの帽子を交換しています(爆)
さてさて、自分の研修はどうだったかというと…
うーん…
うーん…
一言でいえば詰め込み過ぎ。
悪くないんだけど、準備し過ぎ。
中途半端で不完全燃焼で、講師という役割で考えると…
かなり受講者の皆さんに申し訳なかった感じです。
ハッキリしているのは、自覚的に
「スクラップ・アンド・ビルド」
という価値観を導入したことで、色々なものがリセットされ過ぎて、バランスが悪くなっている感じは正直、あります。
でも、それは悪いことでは決してなく、新しいステージでの生みの苦しみかな、と思っております。
発達障害支援スーパーバイザー研修終了後の懇談会で、たくさんの支援者さんとお話させて頂いたのですが、私の中途半端感は杞憂???というくらい熱い言葉が返ってきたのは、本当に嬉しい限り!
支援者さんが冠地を励ます意味で、乗せてくれたんだよ!ってことかもしれませんが、その可能性は否定しませんが…
私は数多くの響いていないコミュニケーションを経験しているので、少なくともそれではないな、と。
私の本気の部分は問題提起できたかな、と。
中途半端感はあったけれど、その分、私とのやり取りがライブであった…
ということで、ヒリヒリするような臨場感は創れたのかな、と。
そして私自身が自分の領域を超えて、生き辛さの本質に踏み込んで話せたのかな、と。
なんだよ、結局は自画自賛の自己正当化かよ!
って感じですけど、懇談会の印象は本当にそんな感じです。
研修の出来栄えよりも、私自身が実際に「スクラップ・アンド・ビルド」を試みたこと自体に意味があったのかな、と思えています。
そうそう!
懇談会終了後の二次会で、大分県発達障害支援センター・センター長の五十嵐さんがして下さった加藤さん(札幌市発達障害支援センターおがる・センター長)の話が、結果的に私の研修と結びついたのも嬉しかったですね!
「加藤はいい加減なやつなんだけど、そのズレが当事者にはたまらなくよいわけ。
ズレてもいいんだぜ、俺だってこんなにズレてるんだぜって加藤はあの調子でいい加減に当事者に語れるわけよ。
支援者と当事者でさ、ズレをどんどんなくしていったらお互いの首を絞めるだけなわけで、逆にどれだけズレを潤滑油にできるかじゃんってことなんだよ。」
加藤さんに負けず、五十嵐さんも相当いい加減で…
ズレが潤滑油になっているエピソードに事欠かない人なので、この言葉にはとても説得力がありました。
え?
冠地の研修とどう結びつくのかって?
自分をさらけ出しながら、自分の信条を色々な人に「スクラップ・アンド・ビルド」していくからこそ、ズレが潤滑油になるんですよってこと。
自分事じゃない話・知識で
「ズレてもいいんだよ」
っていくら当事者に話しても説得力はないってことです。
俺はそういう生き方をしてないけど、そういうズレもあってよいみたいよって言われても説得力はないってことです。
加藤さんと五十嵐さんの話がそのまま参考になるかどうかはともかく、リアリティというか説得力はあるってことです。
というわけで、今日の狛江市家庭力セミナーで、発達障害支援スーパーバイザー研修の経験を活かしたいと思います!
イイトコサガシ:冠地情(かんちじょう:本名)
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