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2012/01/24

産経新聞にイイトコサガシの活動が掲載されました(Yahoo!のトップニュースにも選ばれました)戸谷真美記者、本当にありがとうございました(礼)【産経新聞 2012年1月10日】注意欠陥多動性障害(ADHD)やアスペルガー症候群(AS)などの発達障害に苦しむ大人が増えている。 障害のために仕事に支障をきたし、ひきこもってしまう人も少なくない…



2011年12月12日(月)第125回東京都成人(大人)発達障害当事者会イイトコサガシIN発達支援教室ホーミーズ中野区野方

冠地とホーミーズの学園長であります合田さんで話しているところを撮影して下さいました(礼)

戸谷記者は今までの記者さんの中でも群を抜いて、親和性が高かったですね!

共感して頂けるところが多かったようで、ホットなやり取りが気持ちよく続いて…

続きすぎて終電になってしまったという熱の入りよう(笑)

もちろん、種を明かせば今回の取材は私だけでなく、滝口さん(HINO飛ぶ教室)も同席していたので、かなり多面的で面白い話になったからだと思います。



※ 滝口さんは次回の発達障害ラジオ公開録音イベント

2月9日(木)『不登校と発達障害』IN世田谷文化生活情報センターセミナーB

こちらにゲスト出演が決定しておりますので、興味のある方はぜひお申込みをよろしくお願い致します(礼)



しかし記者の皆さんで凄いなぁと思うのは、最初こそ大体同じ質問から始まるのですが、終着駅は全然違うんですよね!

記者さんの個性と言いますか、本質が出る瞬間と言いますか、そこが取材の醍醐味なのだなと思います。

ワークショップの後って大体、皆さん疲れているはずなのですが、記者さんたちは水を得た魚のように元気になるのも不思議ですね(笑)

これを機に大人の発達障害への議論が高まればよいな、と。

そのためにもピアサポートの輪をもっともっと広げていきましょう!




  注意欠陥多動性障害(ADHD)やアスペルガー症候群(AS)などの発達障害に苦しむ大人が増えている。
障害のために仕事に支障をきたし、ひきこもってしまう人も少なくない。
発達障害者支援法の成立から7年。行政の取り組みは遅れがちだが、障害を持つ人たちが自助努力で立ち向かう動きも出てきた。

(戸谷真美)【産経新聞 2012年1月10日】

■ミス重なり辞職

 「イージーミスが多すぎる。君に営業はできない」。
都内に住む20代の男性は昨年夏、上司にこう指摘され、しばらくして会社を辞めた。

 旅行会社の営業マン。
まじめで人当たりもいいが、段取りや整理が下手。
細かい連絡を忘れてしまう。添乗員として随行した先で、用意する弁当の数が変更になったのに業者への連絡を忘れてしまい、トラブルになったこともあった。

 まだ、きちんとした診断は出ていない。
再就職への意欲もあるが、「サービス業はもう無理だと思う」という。

 発達障害は従来、子供のものとされてきた。
だが近年、ひきこもりや鬱病、子供への虐待などの2次障害が表れ、初めて受診する大人の患者が多い。

 計31万部のベストセラー『発達障害に気づかない大人たち』シリーズ(祥伝社新書)の著者、心療内科医で福島学院大の星野仁彦(よしひこ)教授は
「私のクリニックに来る患者さんは2次障害が深刻な状態。復帰するのは容易ではない」
と話す。

 星野教授の調査では、外来を受診した成人のADHDとASの患者130人のうち、2次障害がない人はわずか13人。
専門医が少ないため、発達障害を見抜けず、2次障害だけの治療を受けた結果、再発、長期化する傾向にある。

 冒頭の男性のようなケースでも、「まずは自分で発達障害を認識し、診断を受ける。そのうえで長所と短所を把握し、サポートしてくれる人を見つけることが大切」と星野教授は言う。

■できることから

 発達障害者同士の自助グループも生まれている。
自らもADHDとASの混合型という冠地情(かんち・じょう)さん(39)が主宰する「イイトコサガシ」は、22都道府県で160回以上のワークショップを行った。

 6~8人のグループで、2人が5分間、テーマに沿った会話をし、残りの人はその会話の良かった点だけを指摘する。
時間を区切って相手の話に集中するので、しぐさや口調の変化にも気づきやすく、独りよがりな会話を避けられる。
聞く側は良い点だけを探すため、思いやりや共感を伴ったコミュニケーションの力を磨ける。
冠地さんは
「発達障害の人は自己肯定感に乏しい。批判や助言はそれに追い打ちをかけ、トラブルになることもある」
と話す。

 相手の長所を探し、自分の良い所に気づくのはコミュニケーションの基本だ。
冠地さんは「発達障害はもはや社会現象。でもできることから始めてほしい」と話している。

■行政の支援、手探り段階

 成人の発達障害に対する行政の取り組みは緒(しょ)に就いたばかりだ。
厚生労働省によると、全都道府県とほぼ全ての政令市に発達障害者支援センターが設置され、ハローワークなどと連携した就労支援などが行われているが、
「症状や障害の程度は千差万別で、具体的にどんなサポートをしたらいいか開発を行っている段階」
という。

 また、ADHDに対して欧米で効果を上げている中枢神経刺激薬、メチルフェニデートによる薬物療法も昨年11月、18歳未満で投与を受けていた人のみ継続使用が可能になったが、大人への初回投与は認められていない。





ココマデーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今後のイイトコサガシ関連イベント日程。


発達障害ラジオ「ピカっと生きる」ライブラリーはこちら。


イイトコサガシの映像ライブラリーはこちら


1月28日(土)イイトコサガシ・ワークショップIN埼玉県発達障害支援センターまほろば
13時~17時

【Creo(くれお)主催】2月4日(土)イイトコサガシ・ワークショップIN細田工務店杉並リボン館(JR阿佐ヶ谷駅南口徒歩2分)
10時~12時半
2月9日(木)「不登校と発達障害」(発達障害ラジオ「ピカっと生きる!」公開録音イベント)
ゲスト:滝口仁さん(HINO飛ぶ教室)杉浦孝亘さん(不登校、高校中退の救済を目指すNPO高卒支援会)
19時~21時半
2月23日(木)発達障害ラジオ「ピカっと生きる!」公開録音イベント:ゲスト大泉実成(1989年講談社ノンフィクション賞受賞作家)『発達障害&原発問題を語る』
13時~16時半
2月18日(土)「あかしろきいろヴァラエティ・カフェ」IN大田区大田文化の森
13時半~16時半

2011年1月23日高森さん講演会&成人(大人)発達障害当事者会の夜明けシンポジウムの様子


イイトコサガシが紹介された新聞記事(現在11紙)



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イイトコサガシ過去の実績(新聞・会報・講演等)はこちら!

イイトコサガシは心理職アドバイザーが参加する、成人(大人)発達障害当事者会です。


イイトコサガシは今後も成人(大人)発達障害当事者(アスペルガー、ADHD、高機能広汎性等自閉症スペクトラム)がコミュニケーションを楽しく試せる機会作り(ピアサポート・グループ)を進めて行きます。

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