私は成人(大人)発達障害当事者会活動の際、何気に傷つきやすいです。
かなりナイーブな一面を持ちつつ、参加者の皆さんに接しています。
そういう意味では自分を基準に、相手を傷つけないようにフォローする…
というのは結構有効だったりします。
「自分なら、こういう風に配慮されたらうれしいだろう」
と言う事柄が、苦もなく後から後から浮かんでくるのです。
よほど、フォローされたい願望があるのでしょう。
しかし、です。
それが楽なのかといえば、そうでもありません。
なぜか。
なぜか…
なぜか?
心を削るような思いなのです。
人を思いやっているのに、です。
優しい気持ちで精一杯やっているのに、です。
充実感はあります。
達成感もあります。
成長したような気も、します。
でも…
削られた心は元には戻りません。
なぜでしょう?
愚痴っているのではありません。
どうしてこんなに消耗するのかわからないのです。
相手を傷つけないように配慮する…
そのことでなぜ心が削り取られて、放心状態になるのでしょう?
いつか、いつか、それは大きな実りになるのでしょうか?
当事者が当事者を癒せたなら、それこそ当事者会の真髄、真骨頂じゃないですか。
なのに、そうは問屋が卸しません。
やれやれ。
難問なことが逆に救いになっています(苦笑)
すぐにわからなくていいんじゃないか…
という感じががなぜか気分を楽にしてくれるのです。
今は、それでいいような気がしています。
2010年2月27日(土)の成人(大人)発達障害当事者会情報はコチラ
「ファシリテーター体験ワークショップ」
「カードゲームを使ったコミュニケーション能力向上ワークショップ」
「会話によるコミュニケーション能力向上ワークショップ」
イイトコサガシは今後も成人(大人)発達障害当事者(アスペルガー、ADHD、高機能広汎性等自閉症スペクトラム)の居場所作りを進めて行きます。
2010/02/15
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