現実は厳しいです。
今年はかなりの覚悟で臨んだつもりでした。
また、去年と違いイイトコサガシには実績があるので、そのアドバンテージは大きいだろうと思っていました。
しかし…
内容は特別支援教育・親・療育…成人の時間はゼロですが、ここまでは想定内です。
(まぁ、しょうがないかな、と)
が、更に…
去年は質疑応答の際に、成人(大人)発達障害について話すことが出来ましたが、今回は質疑応答もゼロ。
このままでは帰れませんので、私は観客席から生声で怒鳴りました。
「成人に、5分だけ…5分だけ話す時間を下さい! お願いします!」
一種異様な視線が集まりましたが、そんなことは気にしていられません。
成人(大人)発達障害当事者会の種まき、色々な会との交流、
「会話によるコミュニケーション能力向上ワークショップ」
の普及…
そのためにわざわざ長野県松本市までやって来たのです。
手ぶらで帰るわけには行きません。
結局…
会を一旦終了させてからなら話してもよい。
但し、帰りたい人は帰っても良い…
という約束で、話すことを許してもらいましたが、本当に切なかったです。
皆が帰り支度をしている中、椅子や机を片付けている中…ですから。
実感しました。
これが発達障害界隈における、成人(大人)発達障害当事者の実情なんだ、と。
その後、千葉県自閉症協会の副会長である白水さんが慌てて、私の発言のフォローをしてくださったこと…
まるでデジャブーでしたね(苦笑)
去年のような怒りや憤りはなく、むしろ気が遠くなる感じでした。
去年、私は
「お願いします、成人(大人)発達障害当事者を見捨てないで下さい」
と山梨で叫んだわけですが…
私一人で叫んでも届かないようです。
成人(大人)発達障害当事者の皆さん、もっと声を集めましょう!
もっともっと手を携え、腕を組み、肩を並べて集結しましょう!
支援者に愚痴を言うのではなく、声の大きさで振り向かせましょう!
イイトコサガシは成人(大人)発達障害当事者会の種まきをコンセプトにしております。
ワークショップに興味のある方は呼んで下さい。
成人(大人)発達障害当事者会との交流に興味のある方は呼んで下さい。
私はこのまま終わるのは嫌です。
NHKの海老沢ディレクターは私にメールで
「当事者は最強の社会資源になりうるんじゃないか」
と書いて下さいました。
全くその通りと思います。
成人(大人)発達障害当事者の底力を今こそ、見せましょう!
2011年1月のイイトコサガシ日程
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1月23日(日)高森明さん講演会&成人(大人)発達障害当事者会の夜明けシンポジウムIN豊島区
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イイトコサガシは心理職アドバイザーが参加する、安全な成人(大人)発達障害当事者会です。
イイトコサガシは今後も成人発達障害当事者(アスペ、ADHD、高機能広汎性等)の居場所作りを進めて行きます。
2011/01/19
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