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2011/11/25

【イイトコサガシより推薦イベント!】12月1日(木)1~3日(土)「Get in touch! つながる。よりそう。」IN港区赤坂1-2-2 日本財団ビル




Get in touch! つながる。よりそう。

3・11日以降、日本は変わりました。 
未曾有の災害、そして原発事故。

いまだに続く不安定な状況のなかで、みなが、家族、友だち、ふるさと… 自分の大切なものについて考え、これから先、どうやって日本で、どんなふうに生きていくのか想いをめぐらせています。

被災地で、こんなことがありました。

避難所で自閉症の子どもが、ときどき大声を出してしまいます。

地震・津波の恐怖が蘇るのでしょう。

近くにいたおじさんが

「うるさい! 静かにさせろ」

と怒鳴りました。

ふだんならそんなことは言わない人かもしれません。

でも、みんな避難所生活で、疲れと不安が限界を超えていました。

怒鳴られたお母さんは、そのお子さんを毛布でくるみ押さえつけて、あやまりました。

「ごめんなさい。すいません。申し訳ありません」

と……。

お母さんも、お子さんも、怒鳴ってしまったおじさんも、辛い、哀しい想いをしたことでしょう。

その周囲にいた人たちも……。

みなに迷惑をかけるからと避難所で過ごすことができず、車の中で何日も生活したり、親戚の家を転々としたり、今回の震災で、行き場を失った家族が、たくさんいました。

苦しい、哀しい想いをしたのは、自閉症の人たちだけではありません。

「わたしはお墓に避難します」

と言って自死された高齢者の人がいました。

日本語がわからないため、避難するのが遅れてしまったり、配給される水や食糧をもらえなかった外国の人もいました。

障害があったり、高齢であったり、国籍が違ったり、社会的弱者といわれる人たちは、社会が不安に包まれたとき、よりいっそう追い詰められ、不自由な生活を強いられる、そんな現実がありました。

だけど、わたしたちは考えます。
どんな状況でも、どんな状態でも、みんなで寄り添い、生き抜いていきたい。
被災した人もしていない人も、障害のある人も、障害のない人も、 みんなでまぜこぜになって、日本を復興させたい。
そんな同じ思いの仲間が集まり、よりあって、アイデアや人脈やお金をだしあって、手弁当で今回のイベントを企画しました。

わたしたちは、つながります!

主催;日米自閉症スペクトラム研究会議実行委員会

Get in touch運営事務局
〒452-0821 名古屋市西区上小田井2-187-201
NPO法人アスペ・エルデの会内

(Exploring Autism Research Collaboration Between Japan and United States Joint Academic Conference on Autism Spectrum Disorders)
・実行委員長;辻井正次(中京大学現代社会学部教授・NPO法人アスペ・エルデの会CEO・一般社団法人日本発達障害ネットワーク副理事長 )
・企画・運営;東ちづる、氏田照子、尾崎ミオ、鈴木正子、辻井正次


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