恩師(会を立ち上げる勇気を下さった)のブログにこんな内容が
『発達障害の当事者グループに閑古鳥が鳴く』
会の歴史が10年を超えるところでも、同じ問題を抱えているのだな…
心理職の資格を有していても、医師の協力があっても、行政と連携をとっていても、NPO法人になっていても…
基本的にリスクは回避できないのだな、とつくづく思いました。
京都へ行った目的の大きな理由のひとつにリスクにどう対応したらよいのか、どういう覚悟が必要なのか、どういう準備をしておいたらよいのか、等がありました。
その質問に対しても、丁寧に現実的に実践的に答えてくださったのを、昨日のことのように覚えています。
しかし…
それでも、ブログに書かざるを得ないようなことというのは、起きてしまう、起こってしまう、回避できないのですよ。
ならば、必ず起こってしまうトラブルとして、強く心に戒めておくべきではないでしょうか?
「今まで大丈夫だったから…」
というのは何のリスクヘッジにもなりません。
今後も安全に会が運営できるという保障にはなりえないのです。
私はまだ致命傷、痛恨の一撃を受けたことはありません。
が、それでもこの手のダメージが回復しにくいことは骨身に染みています。
問題の大きさ、根深さ、解決にし難さ、支援のし難さ、それらは理解すればするほど、人知を超えたものだと思うしかなくなるからです。
数少ない仲間、有志に伝えたい。
痛い目をみてからでは遅い、です。
その時には成人(大人)発達障害当事者会活動をする気がなくなってしまう可能性が高い、です。
決して対岸の火事とは思わないでください。
自分事としてシミュレーションして、トラブルに備えておいてください。
そして、そういう意識を持ったディスカッションを定期的に行うようにしましょう。
お互いを守るため、高めるため、できることを探すために。
発起人のやる気は大切な大切な宝物です。
先人の私たちが体を張ってでも死守するべき宝物です。
そうですよね?
2010年3月21日(日)の成人(大人)発達障害当事者会IN豊島区情報はコチラ
「カードゲームを使ったコミュニケーション能力向上ワークショップ」
「顔と名前を覚えるワークショップ」
「ワカチアイ…聴き上手になるためのコミュニケーション能力向上ワークショップ」
2010/03/19
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