朗報！ 祖母の手術は大成功でした…その4。

最後の関門は…

就寝、です。

前日に泊り込んでいた母から報告は受けていましたが…

祖母が寝てくれないのです。

「どうしたらいいんだろう？

私、こまっちゃう。

ねぇ、どうしたらよいか、教えて？」

これのオートリバースです。

つぶやいているレベルじゃないんです。

舞台で台詞を言っているレベルなんです（笑）

であろうがなんだろうが、とにかく何か教えてあげればよいと思いますでしょ？

それが全然。

右から左と言うか、そもそも、実は問いかけですらないと言いますか。

更に言うなら、一日中補聴器をつけているわけにはいかないので、耳が遠くなっているので、会話が通常よりも難しくなっていると言う悪循環。

「おばあちゃんは手術したばっかりだから、今日はゆっくり休みましょうね」

「おばあちゃん、ここは病院で他にも入院している人がいるから静かにしようね」

「おばあちゃん、もう何時だからそろそろ寝ないと明日が辛くなるよ？」

「おばあちゃん、今日は大変な一日だったからそろそろ寝ちゃったほうがよいと思うんだけど、おばあちゃんはどう思う？」

「おばあちゃん、そうやって話しているといつまでも寝れないから、話すのを止めてゆっくりしてみましょう」

「ねぇ、おばあちゃん、もう寝ましょう。

寝れないと俺が困るから、早く寝ましょう。

お願いだからもう寝て下さい！」

いやもう何を言っても駄目でした。

簡易ベッドで横になっていても、よく響く声で

「どうしたらいいんだろう？

私、こまっちゃう。

ねぇ、どうしたらよいか、教えて？」

と繰り返されたら眠れませんし、

時折入る

「痛い、もう私痛くてどうしたらいいんだろう？」

「苦しい、苦しい、なんとかしてくれ」

等はさすがに無視できませんので、対応するのですが…

多分、混乱している状態を言葉にして、ストレスを発散しているだけなんですよね。

病院側が

「認知症の患者さんは必ず、家族が泊り込みで介助して下さい」

と、強調する理由がわかります。

他人だと判断に困りますもんね。

結局、朝の10時まで実に12時間、それが続きました。

おばあちゃん、元気だよなぁ（笑）

一睡もできなかったわけではありませんが、眠れた感じはゼロです。

20分くらい、気を失ったことはあると思いますが、それは寝たとは言いませんよね。

携帯で時間を常にチェックしていたので、そこらへんは間違いありません。

これじゃ、身が持たないぞ…

日中も介助して、夜中も眠れないんじゃ、私と母が壊れてしまいます。

というわけで、母に入眠剤を提案しました。

その5に続く。




ココマデーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


今後のイイトコサガシ関連イベント日程。


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6月18日（土）47都道府県交流プロジェクト第15弾！
埼玉と東京を結ぶ「イイトコサガシ」発達障害交流ワークショップIN埼玉県川越市　


6月26日（日）47都道府県交流プロジェクト第16弾！
茨城と東京を結ぶ「イイトコサガシ」発達障害交流ワークショップIN茨城県取手市
（茨城県自閉症協会との共催）


2011年1月23日高森さん講演会＆成人（大人）発達障害当事者会の夜明けシンポジウムの様子

成人（大人）発達障害当事者会イイトコサガシの活動が、毎日新聞に紹介されました！


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イイトコサガシは心理職アドバイザーが参加する、成人（大人）発達障害当事者会です。

イイトコサガシは今後も成人（大人）発達障害当事者（アスペルガー、ADHD、高機能広汎性等自閉症スペクトラム）の居場所作り（自助グループ）を進めて行きます。