午前5時になにやら声が聞こえます。
母が電話で話しているようです。
こんな早朝に何事か?
祖母の介護施設からとのこと。
祖母がトイレに行きたいと言っているのに、なぜか歩けなかったとのこと
連れて行こうとしたら、脚が痛いと言って騒ぎ、結局はトイレを失敗してしまったとのこと。
熱はなく、痛いと言っている場所に腫れはなく、他に異常も見られない様子とのこと。
ただ、精神的に不安定で、苦しいと言う言葉を連発しているとのこと。
母から
「朝一番で一緒に介護施設に行こう、そして説明を聞こう」
と言われましたが、とてもそんな元気はありません。
それに説明を聞く限り、私が行ってもできることはありません。
基本的に後は医療的な検査をするしかないでしょう。
ということで再び、ベッドに入りました。
まだまだ残っている仕事(当日の準備です)があるので、寝坊しないように携帯のアラームをもう一度セットして…
もう一度起きた頃には母はもう病院へと出かけていました。
そんな中で準備を何とか済ませて、やっとの思いで電車の中。
ネームプレートの紙を整理している最中に母から連絡が入りました。
「レントゲンを撮ってみたら、大腿骨骨折していました」
頭の中が真っ暗になりました。
どのタイミングだろう?
「大腿骨骨折していたら、階段の昇降は出来ないからその後だろうって」
私は祖母の送り迎えの際、必ず階段を一緒に昇降しています。
少しでも筋力を鍛えるために、です。
昔は介助の際は1日500m、祖母に歩いてもらったりもしていました。
(なぜしなくなったかはいずれ)
では、何が原因で大腿骨骨折を?
「情くんが帰った21時からおばあちゃんがトイレに行きたいって騒いだ23時の間に恐らく、尻餅をついたんじゃないかって」
…
…
…
一番、恐れていたパターンでした。
大腿骨骨折の一番よくあるパターンです。
とは言え、防ぐことは難しいパターンでもあります。
家で介護していても、四六時中見守っているわけには行きません。
だからこそ、だからこそ、普段から運動を沢山して、骨を鍛えておかないといけなかったのに…
そんなことを言葉にしても、母と喧嘩になるだけなので、その場は控えました。
「手術すれば、以前と同じまで行かないにしても、歩けるようになる可能性があるって。
もちろん、上手くいかない可能性もあるみたいだけど」
私としてみれば、可能性があるなら手術すべきです。
最終判断は母や叔父となりますが…
「手術してうまくいったとしても、一ヶ月入院することになるみたい。
リハビリも含めてだけど。
そして、認知症の患者さんは家族の介助がないとダメなんだって」
泊り込みってこと?
昼はどうする?
これはちょっと黄色信号…
イイトコサガシの活動によい流れが来ているだけに、介護との両立をどうするか?
母にばかり任せたなら、今度は母が倒れてしまいます。
とにかく、介護施設に戻れるようにしなくてはなりません。
できることなら、車椅子からトイレまで歩けるくらいは回復したいです。
しかし、しかし、それを望むのは酷でしょうか?
うーん…
ココマデーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今後のイイトコサガシ関連イベント日程。
発達障害ラジオ「ピカっと生きる」ライブラリーはこちら。
6月18日(土)47都道府県交流プロジェクト第15弾!
埼玉と東京を結ぶ「イイトコサガシ」発達障害交流ワークショップIN埼玉県川越市
6月26日(日)47都道府県交流プロジェクト第16弾!
茨城と東京を結ぶ「イイトコサガシ」発達障害交流ワークショップIN茨城県取手市
(茨城県自閉症協会との共催)
2011年1月23日高森さん講演会&成人(大人)発達障害当事者会の夜明けシンポジウムの様子
成人(大人)発達障害当事者会イイトコサガシの活動が、毎日新聞に紹介されました!
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イイトコサガシは心理職アドバイザーが参加する、成人(大人)発達障害当事者会です。
イイトコサガシは今後も成人(大人)発達障害当事者(アスペルガー、ADHD、高機能広汎性等自閉症スペクトラム)の居場所作り(自助グループ)を進めて行きます。
2011/05/17
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