1月31日(日)についての最低人数は4人です。
なぜなら、
「コミュニケーション能力向上プログラム」
の最低人数が6人なので、参加者4人+スタッフ2人=6人。
というのがその理由です。
しかし…
待てよ?
5人でもなんとかできるのではないか?
………
弱小プロ野球チームが優勝争いに加わっている時の、スクランブル継投のようになりますが(かなり忙しいプログラムになるということ)できないことはありません。
今日、そのことを恐る恐るスタッフのザックさんに確認してみたところ
「私は5人でも大丈夫です、やりましょう」
という心強い返答がありました。
ですから、1月31日(日)の最低人数は3人。
参加者が3人集まれば開催します。
ということは…
現時点でもう開催は決定ですので、参加申し込みの方はご安心下さい。
逆になぜ定員が、上限が16名かと申しますと…
まず、プログラムの上限が8名というのがあります。
これ以上の人数になると何が問題になるかといいますとまず第一点、
「自分の会話までの間が開きすぎてしまう」
やはり、自分で会話して覚える、吸収する、学ぶ、身につける…
というのが目的ですので、それができなくなってしまうと本末転倒になってしまいます。
第二点としては
「人数が多いとファシリテーターが大変」
自分たちが未熟というのはもちろんあるのですが、しかしです…
我々からすると、参加者8人のディスカッションを仕切るだけでもかなり厳しい、というのが本音です。
その8人の内訳で半分以上が初対面だったりしたら、本当にさじ加減がわかりません(二度目の方だって、どこまで理解しているといえるか)。
私もザックさんもできるだけたくさんの当事者を迎え入れたい、と思っています。
キャンセル待ち状態でお断りする、なんてことはできるだけしたくありません。
が、しかし、それとは別の気持ちとしては…ファシリテーターとしては…
自分を入れて6人、もしくは自分を入れて7人くらいが一番やりやすいな、という気持ちもあるのです。
大人数で一体感を作り出すのは、自己肯定感を生み出すのは、皆に公平に平等に話してもらうのは、本当に難しいのです。
そこらへんをギリギリに調整した人数が16人、ということで理解してください、お願いします。
ちなみに、自分を入れて6人、もしくは自分を入れて7人のどちらがやりやすいか?
これもなかなか難しい問いです。
自分を入れて7人の方が楽といえば、楽です。
7人ならばファシリテーターはプログラムに加わらず、ファシリテーションに集中できるからです。
しかし話はそう単純ではありません。
一人だけプログラムに参加していない、ということで参加者と溝…というと言い過ぎですが、距離ができてしまうことは否めません。
素朴な疑問として
「解説者としては上手だけど実際はどうなんだろう?」
と思われてしまう可能性は大いにあるわけです。
やはり、参加者と同じ舞台に立ち、同じ経験をするに越したことはありません。
しかしそれはそれで大変な部分もあります。
ファシリテーターから、プログラム参加者への頭の切り替え、気持ちの切り替え、役割の切り替えが難しいからです。
そして直後に今度は、プログラム参加者からファシリテーターに切り替えなくてはなりません。
イイトコサガシのスタッフとしての面子も、プレッシャーになりますしね…
(上手くやることに対してというより、お相手の参加者のイイトコロを引き出さねば…面白いコミュニケーション体験をしてもらわねば…の方ですけどね)。
まぁ、私はプログラムが大好きなので(おしゃべりが大好きなので)絶対に、自分を入れて6人の方がいいですけどね。
第一回は参加人数が最大でいつも8人(遅刻や早退の参加者がいたため)だったので、仕方なくひとつのグループでプログラムを行いました。
ファシリテーターが2人いるため、そういう意味ではかなり気楽だったのですが、個人的には不完全燃焼でしたね。
もちろん、参加者のプログラムを優先させるのは当然なので、致し方ないのですが…
第三点としては…
と言ってもなんの第三点かもうわからないですよね。
なので今一度繰り返すならば…
逆になぜ定員が、上限が16名かと申しますと…
まず、プログラムの上限が8名というのがあります。
これ以上の人数になると何が問題になるかといいますと、の…
第三点です。
「参加者がディスカッションの際、意見を言わなくなってしまう、言えなくなってしまう」
大人数だと、黙っていてもあまり目立ちませんから、そういう傾向が強まってしまいます。
事実第一回はその流れになってしまいました。
参加者の反省から、このような鋭い指摘があったくらいです。
「そういう逃げ場を封じてほしい」
参加者の真剣さがうかがえる一場面でした。
とは言え、人数が多いとなかなか意見を言いにくいのも事実。
なので、適正人数はやはり6人くらいかな…
というのは正直、あります。
しかし、です。
我々も8人でファシリテートできるように、いつかはならないといけないわけです。
いつまでも
「8人じゃ多すぎてファシリテートできない」
なんて、泣き言を言っているわけにはいきません。
自分たちを鍛える意味でも、できるだけ多くの成人発達障害当事者(アスペルガー、ADHD、高機能広汎性等)に参加してもらうためにも、プログラムの上限は8名、そしてファシリテーターが2名、ですから…定員は、上限は16名なのです。
少し、いやかなりカッコ良いことを並べてしまいましたが、これがイイトコサガシのポリシーです。
今後とも、
東京都成人(大人)発達障害当事者会
「Communication Community・イイトコサガシ」
を、よろしくお願い致します。
2010年1月31日の成人発達障害当事者会情報はコチラ
「コミュニケーション能力向上プログラム」「呼吸法プログラム」
イイトコサガシは今後も成人発達障害当事者(アスペルガー、ADHD、高機能広汎性等)の居場所作りを進めて行きます。
2010/01/08
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