そして、俺がこのプログラムで覚えてほしいのはズバリ
「コミュニケーションの快感」
コレに尽きます。
自分の質問に対して相手が楽しそうに身を乗り出してくれた瞬間…
自分の話を相手が興味深く受け入れてくれた瞬間…
お互いの話がヒートアップしていき時間を忘れてしまう瞬間…
これらの快感を脳が覚えてしまったなら、脳に焼き付いてしまったなら、もう大丈夫です。
その人は色々な人とその快感を分かち合おう…とするはずですので。
楽しい会話、面白い会話、興味深い会話…
その経験値が上がれば上がるほど、好奇心が強くなり、知識欲や探究心も強まっていき、幅広いジャンルで対応できるようになりたいという思いも強まっていきます。
そのために必要なのはやはり
「相手のルールで行う異種格闘技戦」
相手のルールで闘い(会話し)、色々なことを相手から教えてもらうことなのです。
自分のルールばかりにこだわってしまっては、世界は広がりません。
相手の世界で経験を重ねていき、いいなと思ったことはパクってしまえば(真似してしまえば)よいのです。
何も知らない初心者として、礼儀よく質問していく術を覚えたなら、どんな人ともコミュニケーションできるようになるのです。
色々な人のルールで話せるようになると、自分のルールも広がるため、自分の話も面白くなっていきます。
理由は簡単です。
引き出しが増えたから、です。
手札が増えたから、です。
必殺技が増えたから、です。
レパートリーが増えたから、です。
となれば気軽に異種格闘技戦のできる機会を作る必要があります。
それができたなら
「コミュニケーションに対してコンプレックスを持っている人に一石投じることができるのではないか?」
「成人で発達障害(アスペルガー、ADHD、高機能広汎性等)の特性によりコミュニケーションが上手くいかない人が、それらを客観しできる機会になるのではないか?」
それが
東京都成人(大人)発達障害当事者会
「Communication Community・イイトコサガシ」
であり、
「コミュニケーション能力向上プログラム」
なわけです。
このプログラム、実はまだ違うバージョンが存在します。
今後、参加者の皆さんの状況と相談しながら徐々に試していくつもりです。
とにかく…
よろしければ、ぜひ参加してみてください。
こればっかりは文章では伝え切れませんので。
「コミュニケーション能力向上プログラム」
については、また色々な角度から掘り下げてみようと思っています。
多少、重複する箇所も出てくると思いますが、テーマを絞って解説していくつもりですので、よろしくお願い致します。
「コミュニケーション能力向上プログラム」の原点。その4 へ戻る場合は
2010年1月31日の成人発達障害当事者会情報はコチラ
「コミュニケーション能力向上プログラム」「呼吸法プログラム」
イイトコサガシは心理職アドバイザーが参加する、成人(大人)発達障害当事者会です。
イイトコサガシは今後も成人発達障害当事者(アスペルガー、ADHD、高機能広汎性等)の居場所作りを進めて行きます。
2010/01/15
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