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2010/01/12

「コミュニケーション能力向上プログラム」の原点。その2

この手紙はもちろんリカちゃんへのエエカッコシィ的な目的もありましたが、一番の理由は自分への自己暗示でした。


「相手の得意なルールで闘ってやる。 その経験値は絶対に間違いなく俺の財産になる」


これくらいの悲壮な覚悟をしないとできない自分への苛立ち…

とにかく傷だらけになろうが血まみれになろうが、相手の土俵で相手の得意分野でやってやってやり抜いて適応力を身につけてやる。

そうしたら俺は一味変われる、一皮剥ける、レベルアップできる、ブレイクスルーが見えてくる、コミュニケーションを武器にすることができる…

例えばどんなことをやったかと言いますと…


「今年は映画(ビデオ含む)は他人の推薦したものしか観ない」


とかなんとかやってましたね。

当時いた会社の人、ほぼ全員に


「オススメの映画をお願いします!」


と言って回って(笑)。

異種格闘技戦に対しての決意(手紙)が、そしてその一連の異種格闘技戦経験があの


「コミュニケーション能力向上プログラム」


を瞬時に作らせたのだと思います。

結局、コミュニケーションって、相手のとの信頼関係をいかに築くか?

というところ、あるじゃないですか。

能力と関係なくできることって結局…


「相手の話に対してどれだけ興味をもつ努力ができるか、興味を持とうとできるか」


だと俺は思います。

自分に興味を持とうとしてくれる相手だからこそ、努力してくれる相手だからこそ、心を開いてくれるわけです。

逆の場合だったらどうかと言うと…


「心を開いてくれよ。そしたら俺も開くからさ」


これだとやはりコミュニケーションはぎくしゃくしてしまうことが多いように思います。

もちろんもちろん発達障害(アスペルガー、ADHD、高機能広汎性等)の特性として


「好き嫌いがハッキリしている」

「興味のもてないことにはトコトン興味がもてない」

「ついつい自分の方に話を引き寄せてしまう」


というのはわかります、自分事としてよくわかります。

手紙にも書いてありますが、本当に俺は上記の感じでした。

今はかなりマシになったと自分でも思います。

どうしてマシになったか?

恐らく才能ではないと思います。

え? それもある?

じゃあ、認めましょう。

俺は社交的だし、口も達者な部類だし、一旦決めたら行動力もある方なので才能もあると思います…それは認めた上で才能じゃない部分それは…

単純に異種格闘技戦のキャリアなのじゃないかな、と。

その3に続く。 ↓

「コミュニケーション能力向上プログラム」の原点。その3


「コミュニケーション能力向上プログラム」の原点。その1 へ戻る場合は




2010年1月31日の成人発達障害当事者会情報はコチラ

「コミュニケーション能力向上プログラム」「呼吸法プログラム」



イイトコサガシは心理職アドバイザーが参加する、安全な成人(大人)発達障害当事者会です。


イイトコサガシは今後も成人発達障害当事者(アスペ、ADHD、高機能広汎性等)の居場所作りを進めて行きます。

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