2015/10/08
子どもたちとのイイトコサガシ・ワークショップ、やっぱり意義深いです。もっと学校で試したい。
イイトコサガシの恒例となっている、横浜盲学校でのワークショップ、最高の盛り上がりでした(笑)
4ヶ月も間が開いたら忘れちゃうよな…
と思っていたら、そんなことはないんですよね。
ちゃんとみんな前回の感覚を覚えてくれている、ある意味で成長してくれているんですよ。
今回、のっけから凄いなぁって思ったのが、緘黙の傾向のある生徒さんが、素早く反応してワークショップに応えてくれたこと。
これは先生方も超びっくり。
あの○○さんが?????
くらいの勢いでした。
しかも内容が座布団一枚!!!
と皆が言いたくなるようなセンスのあるものだったため、皆さんの足踏みが鳴りやみませんでした。
次の驚きは…積極性。
今回のワークショップは、仲間へのエールから始めるという形式なので、ちょっとイメージがつかみにくいだろうと、先生方にデモンストレーションを振ったら、生徒さんが数人挙手(笑)
これも先生方が超びっくりしていました。
また、内容が人間味あふれる素晴らしいエールなんですよ、これが。
大人たちは心から感動していましたね、本当に。
ワークショップに関する気付きも、奥深いものばかりで…
私が用意してきた解説がいらないくらい素晴らしかったです。
「まず最初に挙手をして試しちゃう方がよいです。
そうすると余裕を持って他のみんなの発表を楽しく聞けるからです」
凄いでしょ?
先にやると後が楽…とかじゃなくて、みんなの発表を楽しく聞ける、ですよ?
その子曰く、今までは自分の発表ばかり気になって、他の人の発表に集中できなかったそうなんです、いやー嬉しいなぁ。
「仲間から応援されるって、やっぱり嬉しいので、これを先輩が後輩にどんどんしていきたいです。
そうすれば後輩が先輩になった時、同じようにするでしょうから」
そうなんだよ、そうなんだよ(号泣)
もう言うことなしです。
しかも気づきの発表が終わらない、終わらない。
仕方なくこちらが時間で切らざるを得ませんでしたけど、もう少し時間があればもっともっと盛り上がったでしょうね。
言わされた感、やらされた感がなく、先生方も大満足していました(笑)
先生方との振り返りでは、普段の学校生活ではあの子は、こんな感じなんですよ…
というこちらからすると
「えー、全然そうは見えませんよ」
という話のオンパレード。
前回のワークショップでほとんど話すことができなかった子が、今回は大活躍だったんですけど、その子が隣の子(初参加)に色々と助言してくれていることもわかって、
「青色で好きなものってあるでしょ、たくさん」
「うーん」
「青い風船、とかあるでしょ?」
「そうだね、プーさんとかが持ってそうだもんね!」
「バカ、プーさんは赤い風船に決まってるでしょ!」
このやり取りには振り返りに参加した全員が大爆笑でした。
というわけで、本当に横浜盲学校でのワークショップは最高!
なにしろ、「試した時点で大成功!」は生徒全員で大合唱してくれますしね(爆)
イイトコサガシ:冠地情(かんちじょう:本名)
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿
コメントは承認後に表示されます。