参加者がそれを見つけられるような会にできるかどうか、なんや」
この言葉を聞いた時には既に3時間以上が経過していましたが、それでも私たちの集中力が落ちることはなく、むしろこの言葉でより研ぎ澄まされていったのだから不思議です。
自己肯定感、そうか、そうだったのか…
見れば、ザックさんも腑に落ちた、という表情をしています。
私たちは今までいかにリスクを軽減させるか、そしてコミュニケーションに特化した成人(大人)発達障害当事者会が果たしてうまくいくのか…
そればかりを考えていました。
しかしその前に、もっともっとコア(核)な部分で大切なことがあったのです。
参加者が何を求めて来るのか…
もちろん、安全な会を参加者は望んでいるでしょうし、コミュニケーションが上手くなることも望んでいるでしょう。
が、その根っこの部分、本質的な部分は何を望んでいるのかといえば…
自己肯定感でしょう。
自分に自信を持ちたいんです。
自分を誇りに思いたいんです。
自分を好きになりたいんです。
このことがわからなかったからこそ、私とザックさんの机上の空論はいつまでたっても終わらなかったわけです。
そのミッシング・ピースを見事に当てはめてくれた河原さん。
もうさすがとしか言いようがありません。
その11に続く
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イイトコサガシは今後も成人(大人)発達障害当事者(アスペルガー、ADHD、高機能広汎性等自閉症スペクトラム)の居場所作り(ピアサポート・グループ)を進めて行きます。
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