に到着した私とザックさんは、挨拶と同時に美味しいコーヒーを入れていただき、やや恐縮…
緊張の面持ちな私たちに対して、河原さんと丸岡さんはまるっきりのりラックス・ムード。
私には日常の一コマのような自然体に見えました。
主催者と会がこれほどまでに溶け込めるのか?
という小さいな驚きがありました。
雰囲気も家庭的な雰囲気で、よそよそしさなど微塵もない。
あえて言うなら私たちが一番よそよそしい(苦笑)
じゃあ、内容はどうだったのか?
………
結構、普通でした、実は。
そんな特別なことはやっていませんでした。
他の当事者会と大差ない、内容。
それでも、安心感は違ったかもしれません。
ベテランの主催者がドン! と座って笑っているだけで、収まりがよくなるというか、格好がついてしまうというか、照準が定まるというか。
でまあ、押さえるところはきちんと押さえていますし…
しかしそれがさりげないんですよ。
野球の例で言えば、広岡選手なんです。
長嶋選手のプレイを見て、広岡選手は
「ファインプレーするのは名手ではない。
難しい打球をファインプレーに見せないように捕球するのが本当の名手だ。」
逆に、長嶋の守備のスタイルは、必要もないのにわざとジャンピンクスローしたりするもので、広岡選手の守備範囲までボールを捕りに行くのも日常茶飯事だったとか。
私の目から見て、なるほどと思ったのは、ギリギリまで介入しないところです。
自由度を優先させているところ、です。
ファシリテーターが綺麗にまとめちゃったら、その場は確かに丸く収まりますが、参加者としては実りが少ないんですよね。
「ああいう安心感と自由な雰囲気を、これからは私たちが参加者の皆さんに感じてもらわないといけないわけか…」
ため息と苦笑いしか出ません。
一朝一夕でできることではないからです。
しかし…
ローマは一日して成りません。
万里の道も一歩から、です。
しかし…
私がイメージできるのは、ビジョンが浮かぶのは、
「成人(大人)発達障害OFF会」
で、
「成人(大人)発達障害当事者会」
ではありませんでした。
OFF会と当事者会…
この二つは明確に違います。
まぁ、簡単に分別するなら、継続を目的とするのが当事者会となるのでしょうが、私にはもっと違う何かがあるような気がしてなりませんでした。
しかしながら、それ以上はわかりません。
そうこうしているうちにフリートークが俄然、白熱してきました。
その4に続く…
10月のイイトコサガシ日程。
11月のイイトコサガシ日程。
47都道府県交流プロジェクト第6弾!
京都と東京を結ぶ「イイトコサガシ」交流ワークショップ開催!
12月のボランティア募集はコチラ
イイトコサガシは今後も成人(大人)発達障害当事者(アスペルガー、ADHD、高機能広汎性等自閉症スペクトラム)の居場所作り(ピアサポート・グループ)を進めて行きます。
0 件のコメント:
コメントを投稿
コメントは承認後に表示されます。