しかし結局また、いつもの堂々巡りにはまってしまいます。
私たちは他の成人(大人)発達障害当事者会の主催者の話や経験から、リスクをできる限り軽減する形で運営する、という方針を決めていました。
ですが、その考えを突き詰めていくと、それならば発達障害(アスペルガー、ADHD、高機能広汎性等)当事者会等しないほうがよい、という結論が出てしまいます。
そしてその結論を覆すのであれば、どこかでリスクをとらなくてはなりません。
では、どのリスクをとればよいのだろう?
どのリスクなら私たちにも管理できるだろう?
ここらへんで大体私たちの議論は沈静化に向かいます。
そうです、やってみなくてはわからないとしか言いようがなくなるからです。
もしくは…
リスクを代わりに引き受けてくれる支援者を探すしかなくなるからです。
どちらも良い考えとは思えず、かと言って妙案も浮かびません。
ついにザックさんが…お互いが言わずにいた結論をつぶやきました。
「もう、同じ話を何度繰り返しても、結論が出ないわけですから、こちらの疑問を愚直にそのまま質問するしかありませんね」
それしかないです、確かに。
でも…
重苦しい空気の中、私たちはそれをなんとか吹き飛ばそうと、昼食にオムライスを食べることとしました。
私は卵を3つ使ったオムライス。
ザックさんは卵を5つ使ったオムライス。
そのオムライスはなかなか匠な味わいで、私たちは少しだけ笑顔を取り戻すことに成功したのです。
その3に続く…
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イイトコサガシは今後も成人(大人)発達障害当事者(アスペルガー、ADHD、高機能広汎性等自閉症スペクトラム)の居場所作り(ピアサポート・グループ)を進めて行きます。
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